安定して疲れにくく痛みもなくなり操作性も向上するなど、格段の差がありました。

お名前 高見様
ご使用製品

【バリライト】クッション (ストレータス)

 ストレータスは98年ごろからずっと、気に入って使用しています。
色々なメーカーのクッションを3,4個デモンストレーションしてみたのですが、空気調整も簡単でバリライトのクッションに決めました。痛みもなくとても使いやすいですね。

 実は、初めて車椅子を作成した際は、座位保持具の存在を知りませんでした。
お尻が痛くなっても「こんなもんだろう」とあきらめていたんです。
 新しくリクライニング機能の車椅子にストレータスを乗せたら、安定して疲れにくく痛みもなくなり、操作性も向上するなど、格段の差がありました。
今は満足のいくシーティングに出会えましたが、車椅子のことで悩み試行錯誤を繰り返してきたので、電動車椅子や付属品に関していつの間にか人に相談されるほど詳しくなりました。自分の場合はメンテナンスのためにも半年に一度は工房さんへ伺いますし、日頃から情報収集は積極的に行うよう心がけています。

自立生活センターたいとうでは96年の立ち上げから参加しており、ピアカウンセリング(仲間支援)とロールモデルの活動も行います。使用している車椅子、付属品について、業者さんのこと、以前は自分も抱えていたような車椅子での痛みの相談なども含めて色んなことを聞かれることもあります。相談された方が上手くいくと嬉しいですね。自分も先輩からシーティングも考え方も大きな影響を受けました。今でも時折「高見、なにやってんだよ!」と叱咤激励を頂き自己を奮い立たせています。

今の自分の考え方の根本は、大きく分けて2つあります。そのうちの一つが、センター活動理念の根本であるCILの障害は個性であるという考え方と、もう一つがピースボートでの経験です。

 私のように障害の重い場合、船に乗るには命を捨てる覚悟が必要でしたが、合計4回トータル7ヶ月間乗船し30カ国を渡り歩くうち、今までなんて小さい世界で生きていたのか、自分が井の中の蛙であることを思い知らされました。
訪れるのは、道も舗装されていない国ばかり。船の上では揺れで何度も壁にぶつかりました。しかし、船から見る夕日の美しさや、カナディアンロッキーの神々しさ、乗り合わせた人たちとのコミュニケーションは、私の気持ちを大きく動かしてくれました。

 障害の有無が関係のない世界が来るためにも、バリライトや車椅子のシーティング技術や用具等は必須ではないでしょうか。誰でも自己実現に向けて活動できる世界になると良いですね。

ご希望・目的

痛み軽減 座位保持

購入後・使用後 安定して操作が出来、疲れにくく痛みもなくなった

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